2019/9/27

栃などの豊作不作について

 今年の栃の実は凶作。こんな年は他の木の実も同じことが多い。 ナラの実や、ブナの実などである。 なので今年この地域ではクマの出没が増える。 すぐ上の長山公園でも目撃され注意の看板が出た。
 実際見ると、栗の木やナラの木の枝がバキバキ折られてぶら下がっていて葉っぱが枯れている。
 石川県との県境の峠に行く国道沿いのくるみの木の枝は軒並みおられている。 山に食べ物がない年にいつも見られる光景だ。
 
 そこで不作はなぜ起こるのかのついて考えてみた。
まずやっぱり天候の不順かな。 と思って今年の天候を考えてみるとそんなに不順とも思えない。
実の数は花におおむね比例するけど花は春につくから春の段階で実の数はほぼ決まっている。
 じゃあ木々は花の数をいつ決めるのか? たとえばつつじは、5月頃に花が終わると6月中ぐらいに来年の花芽を準備するらしい。 つまりその時には来年の花の数が決まってしまっているということになる。
 落葉する広葉樹は、パッと見は木の幹と枝だけになって冬を越しているように見えるが、実は近くで見ると来年の春に開く葉っぱをつぼみにして準備して冬を越しているのでおそらくその時には花もその中に準備されているのではと思う。
 来年の段取りを今年にするということは、おそらく来年の天候を予測しているのではなく今年の天候で得たパワーによって来年の花や葉っぱや枝ののばし具合を決めているのではと思う。
 もしもそうなら今年の天候をよく観察していれば来年の実の成り方をある程度予測できる。
でも予測できたとしても山に点在する栃の木に対して対処する術は全くない。
 そこで出た結論は、
 「なんにも考える必要はない。」
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