かすてら工房木金堂-ゼンマイの気持ちと人間の考え

2020/5/13

ゼンマイの気持ちと人間の考え
今年はコロナの影響でゴールデンウイークにしんさのバイトに呼ばれなかった。そのおかげと天候に恵まれた事も有ってゼンマイをかなり採ることができた。平谷のゼンマイは本当に素晴らしいと思う。平谷の環境がゼンマイに向いていると思ってたけどひょっとすると違うかも。ゼンマイは反日蔭的な所に多く有って、大木の下にはほぼ無い。多分大木の下は頑張って背伸びしても陽が十分に当らないから。 2～3メートルぐらいの背丈の低木の下によくいて、そこから上を見上げると狭い範囲でも遮るものがなくポカンと空が見える所。奴らは視覚が無いからきっと感覚で、頑張って背伸びすれば陽が当たるって分かるのかも。長く伸びるには柔らかく、柔らかくても倒れないようにするには太くする。(栄養はいるけど）そうやっていいゼンマイになってると思われる。でも人間にとっていいゼンマイというだけでゼンマイにとってはしんどいのかも。そこで陽が当たる場所が好きかと思って試しにゼンマイの周りの草木を刈り取っていつも明るく陽がよく当たる状態にしておいた場所がある。結果は3年目ぐらいから背が伸びなくなって短いうちに硬くなる。きっと背伸びせんでも陽が当たるって3年目ぐらいに信じて楽し始めたんちゃうかな。知らんけど。