2019/6/20
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軽アイゼンめっちゃいい |
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この季節に軽アイゼンの話は残雪のある登山ではありません。 山の傾斜地での草刈りなどの作業の時いつも足元が滑ってストレスを感じて苛立っていました。 スパイク付の長靴はスパイクがないよりまし程度で、いつもそれにふんばる君を付けていましたがほとんど踏ん張れていませんでした。 草刈り機を使っているとき足が滑ると草刈り機の刃の部分を地面に押さえつけるような格好で体を支えてしまうので、そこに石が有るとわかっているような時でもどうしようもなく刃を当ててしまい 「ギャシュー」みたいな音を立てて一気に刃が切れなくなります。 そこで思い切って軽アイゼンを試してみたところめっちゃいい。 雨の時でなければ40度ぐらいまでの傾斜地ならほとんど滑りません。 全林業者の皆さんに是非お勧めしたい。でもグリップするが故に傾斜に対して足を横向きに踏ん張るときは足首に力を入れていないとグネッてなるよ。 あと靴の中で足が滑るので足首までホールドできるトレッキングシューズのような靴なら完璧と思われます。 そういう訳で今年はあまりストレス無く道刈りとワサビ沢の周りの草刈りが出来ました。 沢の周りの草刈りを終えるといつも眺めて感動します。こんなくそ山奥にこんな美しい所があるなんて。 車道から歩いて3~40分かかり、冬は雪が3メートルから多い年は5メートルぐらい積もってそうな所なのにここに住んでみたいと思える場所です。(自分だけかも)でも60年ぐらい前までは人住んでました。80年以上前はもっと奥にもいました。 そしてこの沢から200メートルぐらい上の山頂には昔越前の殿様の山の見張り小屋が有り、馬と番人が常駐していたそうです。
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